支払督促の実例

ちょっと脚色入ってるかもしれませんが、実話が元です。

支払督促で成功したケース

半年ほど前、付き合っていた相手に20万円貸しました。そのときは、「すぐに返すから」と言ってくれたので信用してそのまま付き合っていました。しかし、なかなか返してくれず、メールで「いつになったら返してくれるの?」と聞いても「ちゃんと返すから心配しなくていいよ」と返信が来るものの、実際にお金は返してくれませんでした。

そのせいもあってか、その彼とは数ヶ月で別れました。しかし、お金は貸したままです。返して欲しいけどどうやって取り立てればいいのか分かりませんでした。ダメかなぁ、と思っていました。

それから数ヶ月、ふと思い出してインターネットで色々調べてみると、内容証明郵便で請求するのがいいと聞き、やってみました。内容は、月2万円ずつ、10ヶ月間の分割払いで返して欲しい、というものでした。反応があるかどうか、正直不安でした。

その結果、相手から入金がありました。「ヤッター」と喜んでいたのもつかの間、それが続いたのは2ヶ月だけでした。その後は勝手に額を減らして入金されたり、1ヶ月以上間が空いたり・・・結局そのままズルズル、入金も連絡も途絶えてしまいました。少しは返してもらいましたが、まだ半分以上残っていましたから、「これじゃあ返したとは言えない」と思い、引き続き請求していくことを決意したのでした。

またインターネットで情報収集。内容証明では解決しなかったので、今度は次なる手段、支払督促をやってみました。相手はお金を借りたことを認めているし、最初の内容証明のときに「支払が2ヶ月滞ったら法的措置をとる」と書いておいたし、支払督促自体そんなに高いものでもないから、勉強がてらやってみました。

結果、到達から2週間の期間中に、全額ではありませんでしたが、9割方の金額を一括で返してくれました。全額ではなかったので次に進んでもよかったのですが、元々半分諦めていたお金だったし、私にも責任があるかなと思ったので、その返金で満足して、今回の支払督促の申立はそのまま失効を迎えました。

ダメかと思っていたお金が返ってくるのは嬉しいものですね。臨時収入をもらったみたいで。と言っても、元々私のお金ですけど。

支払督促は裁判所から送られてくる

支払督促の通知は裁判所から送られてきます。受け取った側はかなりビビってくれていたようです。

これに異議申し立てしなければ強制執行、いわゆる差し押さえになりますし、だからと言って異議申し立てしても勝てる見込みが無ければ、払うしかありません。こうするしか方法は無かったのでしょう。

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